2008年05月19日
森博嗣「θは遊んでくれたよ」
その続編の「θ(シータ)は遊んでくれたよ」(著・森博嗣)を読み終えました。
今回は、最後の最後まで犯人がわからなかったんです。
連続で起こる飛び降り自殺。
自殺者の体の一部に紅い口紅で「θ」と書かれているのはなぜか?
本当に偶然の自殺なのか?
それとも他殺なのか?
「θ」とは何を意味するのか?
前回の「Φは壊れたね」でも活躍した、山吹、海月(くらげ)、加部谷の3人の学生と、西之園萌絵、犀川教授と、シリーズの常連が事件のナゾを解いていくんです。
このシリーズはこのメンバーがず~っと出てくるんだろうな~。
そして、前作を読んだからこそ「おぅ!」と思ったのが、新しい登場人物が「Φ」の事件のあったマンションの住人だったんです。
さらに、その住人(探偵)がまた別のシリーズ(四季シリーズ)と思われる「真賀田四季」という名を口にするので、「いつかは四季シリーズを読まなきゃ!」と、どんどん森博嗣ワールドに引き込まれることになりそうです。
森博嗣の小説には、別の小説の内容もオマケ!?的に出てきそうな予感…。
前作「Φは壊れたね」でも「Φとは何や?」との疑問を残されてしまいましたが(わかる人にはわかるのかもしれませんが、私には理解できませんでした)、今回もやはり「θとは何や?」の疑問が残りました。
小説の中に出てくる「θ」とは、とあるサイトへアクセスするとチャット形式になっていて、
《また会えたね》
《また会えましたね》
《シータはどうだった?何をしていたの?》
《シータとは、あなたと私の関係です》
《でも、私は、あなたのことをシータと呼びたいの》
《それは私の名前ではありません》
(中略)
《やっぱりちゃんと相手をしてくれて、ちゃんと話を聞いてくれる人がいいな》
《その関係は、シータです》
こんなやり取りがあるんです。
つまり小説の中で言う「θ(シータ)」とは、淋しい人間が誰かを求め、その相手がコンピュータの中であっても、自分が存在していることを認識できる関係、心のよりどころを求める場所が「θ(シータ)」なのかな?と思いました。
難しい記号ですが、でも、次のシリーズが読みたくなってしまうのは何故だろう???
2008年05月18日
東京ディズニーリゾート25thアニバーサリー/ディズニーランド編vol.1
~ディズニーランド編 vol.1~
4月24日・25日にちょっと早めのG・Wを頂き、25周年イベントが始まったTDRへ行って来ました
4月15日が東京ディズニーランド開園日。
25周年イベントも15日からスタート!
この日が全ての基準になるんです。
この日早朝から大阪は大雨
東京は雨が降っていなかったのでとりあえずは一安心。
どんより空だったけど、気持ちは超~晴天
パークが見えてくると一気にテンション↑UP
小走りにパークへと向かう私達。
ゲートを抜けるとそこは夢と魔法の王国。
ミッキ~!!久しぶり~~~ぃ。
パークのあちらこちらで25周年をお祝いするオーナメントがいっぱいです。
う~~~~ん、何回来てもここを通る時はワクワクドキドキなのよね~。
ワールド・バザールではキャラクターのグリーティングが行われていたので、人だかりがすごいです。
昔は、私も子供に負けじと「ミッキ~!」と叫んでは強引に横に陣取り写真を撮ったものです。
子供優先は私には通じません!!
だって、子供と同じくらい私だってミッキーに会いたかったんだもん!一緒に写真撮りたかったんだもん!
でも、そんな時期は数年前にはなくなり、ある程度のキャラクターと一緒に撮ったのでもう満足してしまった私。
ミニーちゃんを横目に見ながら、私が一番最初に目指すのは「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」。
ここはいつもFP撮るだけでもすごい行列。
だけど、この日は平日、FPなんて無用!スタンバイでも待ち時間ナシ状態!
せっかくだからFPも取りつつ、4回も楽しんじゃいました
おかげで右腕は筋肉痛に…
6万点越えをして喜んだのも束の間、10万点越えないとレベルUPしないんだもん。
10万点越えはまた来年へ持ち越し。
(一時期、このバズが携帯の待受画面になってたくらいバズが好きです)
「プーさんのハニーハント」も満足!満足!なくらい楽しみました。
ちゃんとハチミツの香りもかげたし
空は相変わらずどんより…
時々小雨が降ったりしてたけど、太陽が出たりとなんとも不安定な天候でした。
晴れてたらシンデレラ城はもっとキレイだったのにな~。
それにしても写真くらっ…
お城の中に唯一入れる「シンデレラ城ミステリーツアー」がなくなったのは残念…。
今度この中に入れるのはいつのことかしら???
あ~、このお城に住みたい!
ここがムリなら「ホーンテッドマンション」に住みたい!
999人の幽霊とお友達になって、夜な夜なパーティーで楽しみたい!
ハロウィンの時はここが「ナイト・メア・ビフォア・クリスマス」に大変身しますよ。
これがかわいいです。
FUJIWARAの藤本は「トゥーンタウンに住むのが夢」なんですよね。
TDL好きには「○○に住みたい」っていう欲望!?夢!?幻想!?があるのかしら???
ここでの大人気はやっぱり「ミート・ミッキー」ですよね。
パレードの時間になるとミッキーはいなくなるので、その時間帯だけは避けてね
商工業地区にはいろんな仕掛けがありますよ。
トゥーンタウンにはいろんな仕掛けがた~くさん。
おしゃべりするポストはそのひとつ。
目にしたものはとにかく触ってみる!これが一番。
2007年7月にリニューアルした「カリブの海賊」では、ジャック・スパロウが入口でお出迎え。
英語でしゃべってるのでは何言ってるのか意味不明???
外でもジャック・スパロウを発見!
後を追い写真を~~~!と思ったけど、全然相手にしてもらえず撮れた写真がコレ↓
どこ向いてるの~~~ぅ、ジャッ~~~ク~~~ゥ。
所々にジャックが隠れているので見つけてくださいね。
他の人形と比べると超~リアルにジャック・スパロウです。
マウンテンシリーズは何回乗っても楽しいですよね。
特に「ビッグサンダー・マウンテン」は一番好きなアトラクション
私の楽しみ方は
①明るい昼間と日が落ちた夜の両方に必ず乗ること→夜になるとトンネル部分が真っ暗で怖さ!?が増しスリル感満載!
②両手は終始上に上げておくこと→体が遠心力によって左右に振られ、お尻が浮いた状態になるのが気持ちいい!
③ウォ~、フォ~などの奇声!?を発すること→体全体で楽しまないとね
閉演間近のギリギリに乗った時、見ず知らずのお客さん全員でウォ~!フォ~!バンザ~イ!の繰り返し。
みんなこれが最後のアトラクションになる時間だったからテンションが最高潮に達してたんでしょうね。
降り場に着いたときにはみんなで拍手してました
スタッフの皆さんから「ありがとうございました。おやすみなさい」とお見送りして下さいました。
「スプラッシュ・マウンテン」は何度か訪れる降下ポイントが楽しいんですが、”笑いの国”も愉快で好きなんです。
スプラッシュ・マウンテンのストーリーはご存知ですか?
トラブルばかりの故郷が嫌になったブレア・ラビッット(うさぎドン)は”笑いの国”を目指して旅に出ます。
しかし、ブレア・フォックス(きつねドン)とブレア・ベア(くまドン)に次々と罠をかけられ邪魔されるのです。
何とか罠から逃れたブレア・ラビットですが、とうとうハチの巣をすっぽりかぶせられ身動きがとれなくなってしまい絶体絶命に。
そこで考えたのです!
「いばらの茂みにだけは投げ込まないで~」
大声で叫ぶブレア・ラビット。
ブレア・フォックスとブレア・ベアは「それなら投げ込んでやろう!」
ブレア・ラビットは滝つぼへまっさかさまに落ちてしまいます。
そうです!これが私達の楽しみの絶叫ポイント。
投げ込まれたいばらの茂みこそがブレア・ラビットの故郷。
無事冒険を終えて帰って来たことを祝い、クリッターたちが♪ジッパ・ディー・ドゥ・ダー♪の大合唱。
探し続けた”笑いの国”は故郷だったのです。
ストーリーを知ってアトラクションに乗れば楽しさ倍増ですよね。
アトラクションについてもっともっと書きたいけどキリがないのでこのへんでSTOPします。
何かの機会にそれぞれのアトラクションの秘密やお話について記事にできたらいいな~なんて思ってます。
最後にひとつ!
新アトラクション(モンスターズインクのライド)がオープン予定です。
トゥモローランドで現在工事中です。
どんなライドになるのか楽しみですね。
次回は25周年のメインイベント「ジュビレーション」のご紹介です。
2008年05月17日
「雪の女王」9話・10話
毎回涙流しながら見てます。
12話なんて涙なくては見れません!!
「雪の女王」9話~10話
ジョンギュの妹がボラと知ったドック。
ボラの帰りを待っていたドックは「一度だけ抱きしめてもいいか?」と言い、ボラを抱きしめます。
「ごめん…」とだけ言って帰るドック。
好きになった女の子がジョンギュの妹だったなんて悲しすぎる現実です。
ドックが休みと聞き心配になったボラはジムへ行き、倒れているドックを見つけます。
ボラのこと、ジョンギュのこと、あまりのショックに倒れてしまったのです。
今までのボラちゃんからは想像がつかない行動に出るんです。
人が履いたスリッパを履いて洗面器持ってタオルを洗って…。
髪型が乱れるくらいドックの看病をしているのです。
だけど何もできない自分に苛立つボラちゃん。
ゴヌ先生に助けを求めます。
ボラからの電話で駆けつけてきたゴヌ先生も、ボラの姿に驚くのです。
目を覚ましたドック。
「何があったの?」と心配そうなボラちゃんに辛い胸のうちを話すんです。
「親友がいたんだ。でもオレのせいで死んだ。葬式にも行けなかった。すまないのと怖いのとで逃げちまった。死んだことを認めたくなかったんだ。オレのせいで死んだと思いたくなかった。あの日からオレはずっと逃げ続けてきた。でも昨日わかったんだあいつの居場所が。今日会いに行って来たんだ」
何度かボラと訪れた”お兄ちゃんのお墓”がジョンギュだったんだと。
「どんな人だったの?」
「無愛想で自分の話はしない。でも本当は弱くてもろいヤツだった」
「お兄ちゃんと似てる。かわいそうに、あんたもその人も」
ボラちゃんが「お兄ちゃんと似てる」と言った時のドックの顔がとても切なくて悲しかったです。
ボラを母の食堂に連れて行ったドック。
「好きな子ができたら連れておいで」母の言葉どおりに好きな人を連れて来たのです。
「今日が最後だと思うから…」
母にジョンギュの妹だと説明します。
ボラを送るドック。
「絵本ありがとう。どうして欲しいこと知ってたの?」
「ちょっとな…」
初めてボラを見たのが図書館で雪の女王を必死で譲ってほしいと懇願する姿だったからです。
知りたがるボラに何も話さないドック。
君が知らない僕の記憶の中の君
君の記憶の中にも僕の知らない僕が少しは残ってるかな
「考えすぎちゃダメよ。1ラウンド3分。3分だけ考えればいいじゃない?」
「君も泣くのは3分だけだぞ」
この2人のセリフ、10話で大きな意味を持ってきます。
これでさようなら…さよなら…
帰るボラを見つめながら心の中で別れを告げるドック。
ドックは会長(ボラパパ)に運転手を辞めることを話します。
ゴヌから「別れよう」と言われたボラ。
「私にはもったいないくらいいい人なのに。ごめんなさい」
最後の仕事を終えたドックに会長は息子の話をするのです。
「私のせいで死んだんだ。周りは友達のせいだと言ったが彼のせいではない。私のせいだ、私が殺したんだよ」
「その友達に会ってみたいと思いますか?」
「いや、時々は気になる。どこで何してるのか。気持ちは楽ではないだろう。幸せだとしたら息子を思って胸が痛むし、そうでなければ息子のせいだと胸が痛む。会わないほうがいい。偶然でも会いたいとは思わない」
目の前のドックが息子の友人だとは知らないとは言え、”偶然でも会いたくない”と言われたらこれ以上ボラちゃんと関わってはいけないと思うのも当然よね。
母はまたドックがいなくなるのでは…と心配でたまらないのです。
息子が幸せになれると思っていたのに辛い恋をしてしまったから。
「仕事はやめたよ」
「ジョンギュが死んだのはオマエのせいじゃない。でも相手の親からすればオマエを見るのはつらいはずだ。お嬢さんには会わないほうがいい」
「ボラと会長が昔のことで苦しむのは嫌だよ。もう会うことはないよ」
「辛いだろうけど忘れなさい。お嬢さんがジョンギュのこと知ったらショックだろうね」
「絶対に言わない」
ドックはこのことをボラに知られてはいけないと思い、あわててジヘに口止めに行きます。
その時、ゴヌ先生と会い、2人が知り合いだったことがバレてしまいますが、なんとかごまかす2人。
ジヘに事情を説明し、「昔の傷を思い出させたくない。知られずにすむならオレはハン・ドックとして生きていく」ドックの決意を聞き、ジヘは協力するのです。
”彼女もあなたを好きだったらどうなってたかな?”
考えたこともないけど、そんなことあってはいけないけど、もしあいつがオレを好きだとしたら…
もし、もしも、オレを好きだとしたら…
ジョンギュ、オレはどうしたらいい?
オレを好きだとしたら…
ジヘに言われた言葉を考えるドック。
ジムへ戻ってくるとボラが待っていたのです。
「どうして辞めたの?ゴヌさんのせい?別れたから辞めなくてもいい」
2人が別れたと聞き、一瞬ドックは驚きますが、「すんだ話だ。帰ってくれ」と冷たく言い放ちます。
そんなドックにボラは自分の想いをぶつけるのです。
「好きなの。あんたが好き」
「冗談はよせ」
「私のカイ…私のカイはあんたよ」
ボラはドックの背中に抱きつきます。
驚くドック。
ドックから「ボラのカイはゴヌ先生だ」と言われたけど、ボラちゃんにとっての本当のカイはドックなのです。
2人の姿を見たスンリとチュンシク。
慌てて出て行くボラと追うドック。
「こんなはずじゃなかった。でも、あんたが好きなのは本当よ」
「もう会わない」と自分の気持ちを押し殺しボラに背を向けたのに、そのボラが自分のことを好きだと知り驚くドック。
「お前とつき合えるボラは幸せ者だ」とチュンシクは言うけど、ドックは「オレはいい人間じゃない。ボラもオレを好きなわけじゃない。ゴヌ先生と別れて淋しいだけなんだ。オレを好きじゃない。オレはそう思う」そう自分に言い聞かせているように聞こえます。
翌日―
ボラに会いに行くドック。
「オレといると気楽だった言ったな。でも気楽と好きは違う。君は錯覚してる。昔オレに言っただろ、本当に好きな人にだけ好きと言うものだって。よく考えてみろ、簡単に好きなんて言うな。オレを好きなんじゃない。昨日のことは聞かなかったことにするよ」
「違うわ。今は気楽だなんて思ってないわ。あんたを見ると胸がドキドキするし苦しいのよ。好きなの。ただそれだけなの」
「オレは信じない。もうジムには来るな。誤解されたくない」
ボラを好きなのに、こんなことを言わないといけないんだから悲しすぎます。
「ボラがオレのこと好きだって、どうしたらいい?」と母を訪ねに行きます。
「お嬢さんに何も言わず会うことはできるだろうけど、いつまで騙せると思う?」
ボラに真実を話すことはできない息子の気持ちをわかっているのです。
ドックは旅に出ます。
その行き先はジョンギュのお墓。
ジョンギュ、一度だけ許してくれ
オレがボラを傷つけても一度だけ目をつぶってくれ
ごめん…
ボラを拒むことを、冷たくすることを、傷つけることを謝ってるんです。
旅から戻ってきたドックは新人王戦へ向けて練習を始めます。
そんな時ボラがやって来たのです。
「お互い前みたいに戻ろうって言いに来たの。昔みたいに接してよ。それならいいでしょ?」
「ムリだよ。オレは好きじゃない。オレにとって君はあの時のチビでしかない。これ以上もめたくない」
ひたすらボラを拒絶し続けるドック。
「一つだけ聞くわ。あんた変よ、急に冷たくして。あんたらしくないわ」
「どう思ってるか知らないが、オレは君の気持ちに応えなかった」
”好きだから”ボラを傷つけたくないから冷たくするドック。
言われたボラちゃんもかわいそうだけど、言ったドックはもっとかわいそう…
ジムを出てドックの母の店に来たボラ。
「彼が好きなんです。本当に好きなんです。いつもそばにいてくれると思ってたのに…」
涙流しながら母に言うのです。
「息子がお嬢さんを嫌いなわけがないよ。つり合うわけがないんだ。息子が傷つく姿を見たくないからさっさと忘れなさい」
母も母なりに息子を忘れるよう話すのです。
その様子を見ていたドック(テウン)は、ボラの後を追いかけます。
淋しそうな背中…手を握りたい、抱きしめたい。
でも、それはできないこと…。
ただそっとボラの姿を見ることしかできないのです。
新人王戦初日―
色んな思いをパンチに込めているかのようにドックは順当に勝ち進んでいきます。
ベスト8を目前に控えた前日、ボラはプライドを捨ててドックに会いに来たのです。
「本当に私の片想いだったの?一人でドキドキしてたの?3分だけ正直になってよ。本当に私のこと好きじゃなかったの?一瞬でも好きになったことないの?」
「ない。一瞬だって好きになったことはない」
「じゃ、どうして?お兄ちゃんのお墓に連れて行ってくれたこと、絵本の贈り物、泣くなって言ってくれたこと、友達になってやるって言ってくれたこと、なんでなの?」
「かわいそうだから…。友達もいなくて、体も弱くてかわいそうだから。どれだけだ、わかったか?」
「あのキスは?どうして?かわいそうだから?」
「うん…好きじゃなくてもキスぐらいできる。今だってできる、してやろうか?」
この時のドックが切なすぎます。
好きだからキスしたのにそう言えないドック。
”うん…”というこの短いセリフを言うヒョンビンにキュ~~~ンてきました。
言葉にならない”うん”なんです。
わかりますか???
一人で罪ではない罪を背負ってかわいそすぎます。
試合に集中できないドック。
ドックの試合を見に来たボラ。
ボラの姿を見つけた瞬間、対戦相手から集中攻撃を浴びてしまいます。
ボロボロのドックを見て涙が止まらないボラ。
好き同士なのに…なのに…昔の傷が2人を辛い思いにさせるなんて、せつなすぎる~ぅ
2008年05月15日
「大変な結婚」
内容も簡単だったので選択に間違いなしでした。
韓国での公開当時、年間興行成績№1の大ヒットを記録し、その後、続編が2作(全3作)も作られ、更には、ハリウッドが目をつけ、ワーナー・ブラザーズがリメイク権を購入したんです。
主演は”ラブコメ女王”のキム・ジョンウンと”韓国のヒュー・グラント”と呼ばれたチョン・ジュノ。
キム・ジョンウンがバーでピアノの弾き語りをするシーンがあるんです。
チョン・ジュノに対して自分の気持ちを歌にのせて披露するんですけど、彼女が自らピアノ演奏し歌ってるんです。
「パリの恋人」でも歌声を披露してましたが、すごくかわいい声なんです。
それなのに、タイミング悪くチョン・ジュノは元カノに会ってしまい最後まで聴いてもらえないんです。
涙を流しながら歌うキム・ジョンウンの姿が印象的でした。
この映画は男女のラブストーリーだけど、ヤクザの娘とエリート社長をくっつけさせようとヤクザの娘の兄3人が奮闘する映画でもあるんです。
いろんな作戦をたてて2人をくっつけさせる。
これが見事にハマっていくんです。
兄3人はいろんなドラマに出ている個性派俳優さんなのでおもしろいんですよ。
最後には「えっ!?そうだったの???」というシーンが出てきます。
そのシーンを見て「この映画はやっぱり兄3人の映画だ!」と思いました。
「大変な結婚」(公式HP)
(原題:家門の栄光)
チョン・ジュノ(デソ)
キム・ジョンウン(ジンギョン)
2002年 韓国映画
2003年第39回百想芸術大賞 人気賞(キム・ジョンウン)
【あらすじ】
偶然一夜を共にしてしまった見ず知らずの男女2人。
男は高学歴のベンチャー企業経営者デソ。
女は伝説のヤクザ「スリーJ」の末娘ジンギョン。
妹をキズモノにされたと知った兄3人がデソを懲らしめに行くが、エリートだと知り妹と結婚させようと様々な作戦を開始する。
しかし、デソには長年付き合っている恋人が―。
キム・ジョンウンは「恋人」で共演したイ・ソジンと公認カップルとして有名ですし、チョン・ジュノも7月に結婚を控えています。
お互い「大変な結婚」にはならないといいですけどね。
2008年05月13日
♪ジュテ~ム♪L'Arc~en~Ciel/パリ公演がフランスのニュース番組に
「何?何?明日会社で新聞見よう!」と思いながらも、今朝すっかり忘れていたのです
会社で新聞を読んでいる人の側を通って「あっ!ラルク!!」と思い出し、偶然にもそのページが開かれていたのです。
新聞をパシャリと撮ってみました。
想像どおりパリ公演のことと、凱旋ライブの告知。
L'Arc~en~Cielとはフランス語で「虹」だから、「いつかフランスでライブができたらな~」ってのがメンバーの中であったみたいで、今回パリでのワンマンライブを成功させたのです。
スゴイいつの間にかワールド・ミュージシャンになってるもん。
パリのニュース番組「TV France 2」でもその様子が伝えられています。
(ビデオ画面下にある「Archives」の「Samedi 10」をクリック→ビデオ画面横にあるスクロール部分の一番下にある「Musique "L'Arc-en-Ciel"」をクリック)
5月16日までならその映像が閲覧可能なので見てね
hydeくんが「なんとかかんとかパリジェンヌ」って言ってるよ。
フランス語だからさっぱりわからん…。
「ジュテ~ム」だけはわかったけど。
きっとパリジェンヌにもhydeくんのかっこよさは十分伝わってることでしょう。
伝わってるからこれだけパリジェンヌが見に来るんだよね。
思いっきりジャパニーズも混じってるけど…。
2008年05月12日
F1トルコGP/プチプチokiraku講座~トルコ編~
ライコネンが優勝しての寝不足ならまだ気分はいいけど、3位と微妙~な結果だから、余計に目覚めが悪かったのかも…。
前回のスペインGPで大クラッシュしたコバライネンは無傷だったので昨日のトルコGPも出場してました。
いや~、すごいクラッシュだったのに、無傷とはスゴイ!
体の鍛え方が違うのでしょうか?
先日もブログに書かせてもらいましたが、スーパーアグリがF1撤退という結果になったので、11チーム22台のマシンから10チーム20台のマシンになってのトルコGP。
前年優勝しているマッサ(フェラーリ)が今年もポール・トゥ・ウィンで優勝
終盤、ライコネンがハミルトンを追い詰めたものの、追い越すことはできず、2位ハミルトン(マクラーレン)、3位ライコネンの結果に
左側からハミルトン、マッサ、ライコネン(右側のおっちゃんはフェラーリ関係者)
昨日の見ものは、コバライネンロズベルグ。
レース終盤での”抜かれたら抜き返す!”
コース上でのデッドヒートはおもしろかったです。
個人的にロズベルグを応援してたので最後抜かれちゃったのが残念だったけど…。
次戦はモナコGP。
このGPで優勝したレーサーは”モナコマイスター”と呼ばれる他のグランプリとはちょっと違ったグランプリなんです。
予選の結果でほぼ勝利は決まってくるので、モナコマイスターの一人でもあるライコネンには予選でいい位置につけてもらいたい!
ところで、ところで、トルコってどんな国?
バーレーンに引き続き、プチプチokiraku講座を開講したいと思います。
トルコって一番有名は都市はイスタンブールですよね。
人口もトルコ一だけど、実は首都ではないんです。
首都はアンカラという都市で、こちらの人口はイスタンブールの約1/3。
ついつい有名な都市が首都だと思ってしまいますよね。
びっくりしたのが、トルコは日本と同じく多くの断層を持つ地震国なんです。
最近は、世界の大手自動車メーカー(トヨタ、フィアット、ルノーなど)と国内大手財閥との合弁事業が盛んになってるとか。
F1がこの地で開催されるのもわかるような気がする…。
ボスポラス海峡とオルタキョイ・モスク
以前、「世界ふしぎ発見」でトルコと日本はとても深いつながりがあると知りました。
そのことがきっかけでトルコが”親日国家”と呼ばれるようになったんです。
そのこととは…(なんか、ミステリーハンター的な言い方になってしまってる)
「エルトゥール号事件」
1890年日本の皇室のトルコ訪問に先駆けて日本を訪問したオスマントルコの軍艦が和歌山沖で沈没し、村民が村総出で救助と介抱を献身的におこなったんです。
その後1985年イランイラク戦争中にサダムフセインがイラン上空を飛ぶ飛行機を打ち落とすと宣言、日本国政府の救援を受けられず危機的状況にあった際、テヘラン空港に取り残されパニックとなった日本人216名全員を救出したのが、2機のトルコ航空機。
その時、トルコ側から発表された内容です↓↓↓
「エルトゥール号事故に際して、日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。トルコでは子どもたちでさえ、エルトゥールル号の事を知っています。今の日本人が知らないだけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです」
すごくいいお話ですよね。
なんでこういういい話を私達日本人は知らないんでしょうか?
「ふしぎ発見」を見ていなかったら絶対知らなかったことだと思います。
それに、当時の日本人を誇りに思わないといけないですね。
100年以上も経ってるのに、感謝の気持ちをトルコ国民が持ち続けてくれていたわけですから。
なんの損得勘定もない純粋な気持ち。
これこそ外交ですよ。
文化面を見ると、やっぱり、カッパドキアやトロイの木馬、パムッカレといったところでしょうか。
「妖精の煙突」と呼ばれているカッパドキア。
洞窟的なカッパドキアには住居の他、ホテルやレストランもあります。
ここに泊まってみたいんです。
トルコは台湾と同じように、日本人が観光しやすい国なんでしょうね。
世界三大料理のひとつ”トルコ料理”や”トルコアイス”を現地で食べてみた~い!!
以上、プチプチokiraku講座でした。
次回、モナコもやってみようと思ってます。
2008年05月11日
「春の日は過ぎゆく」
昨日は一日中雨と風でしたね。
もうすぐ初夏だと言うのに、「寒くなります」なんて天気予報で言ってるのは変な感じです。
こういう日はたまっているDVDを見るのに最適!
ず~っと眠ったままになっていた『春の日は過ぎゆく』という韓国映画を見ました。
ユ・ジテとイ・ヨンエ共演の恋愛映画なので期待してみてたんですが、見出してすぐに「もしかして、この映画ってホ・ジノ監督作品では?」って思ったんです。
映像とかセリフとか、ストーリーの運び方とか…。
途中から、「絶対そうや!まちがいない!!『八月のクリスマス』や『四月の雪』と雰囲気が一緒やもん!」って思ったんです。
間違いなかったです。
ホ・ジノ監督作品でした。
まだ韓国映画が日本で認知度が高くなかった頃、「この映画はいい!」と評論家が言うので見てみようと思ったのが『八月のクリスマス』。
でも、5分くらい見て「もうダメ!私にはこの映画向いてない…」って思ったんです。
だけど、CS放送で何度か放送があるたびに「今度はちゃんと見てみよう」って思って録画するんですが、やっぱり5分もたない…。
結局この映画は5分以降、ラストまで見たことがありません。
そんなこんなで月日は流れていき、『四月の雪』を映画館で見たんですが、これもやっぱり私には不向き…。
ペ・ヨンジュンとソン・イェジンだから見たものの、どうもホ・ジノ監督の世界についていけない私。
『春の日は過ぎゆく』は、ちゃんと最後まで見ました。
仕事を通して知り合った2人が恋に落ちるんですが、ある日女性の様子が変わるんです。
急に冷たくなるというか、迷いが生じてるっていうか…。
男性は彼女が好きだから車を走らせて会いに来るんですが、とうとう女性から別れを切り出すんです。
なんで別れようと思ったのか???そこがわからないんです。
言葉で表現されていないので、心理描写を読み取らないといけないんですが、どうもはっきりした理由がわからないんですよね。
すっきりしなかったです。
ただ、どんな恋愛にも美しい時間っていうものがあって、それはいつになっても心の中でいい思い出として残っていくんだな~って思いました。
『春の日は過ぎゆく』
ユ・ジテ(サンウ)
イ・ヨンエ(ウンス)
2001年 韓国・日本・香港共同投資映画
【あらすじ】
冬のある日、録音技師のサンウとラジオ局のDJウンスは、番組制作の取材で出会い自然に恋に落ちる。
「会いたい」と思ったらどんなに離れていてもその人のところまで会いに行く。
しかし、春が過ぎて夏を迎える頃、ウンスの態度に変化が表れ別れを告げる。
ウンスから別れを告げたはずなのに………。
俳優さんで映画が決まる!ってこともあるけど、監督さんで映画が決まる!ってこともありますよね。
2008年05月10日
黒田研二「ウェディング・ドレス」
帯に書かれていたこの言葉にひかれて読んだ推理小説「ウェディング・ドレス」(著:黒田研二)は、途中から「あれ?あれ?」と頭の中がごちゃごちゃになってくるんです。
ユウ君にプロポーズをされた祥子は幸せの中にいた。
亡くなった母が用意してくれていたウェディング・ドレスをまとい教会で2人っきりの式をあげる当日、指輪を取りに帰っていたユウ君が事故にあい病院に運ばれてしまう。
ウェディング・ドレスのまま病院へ向かう祥子だが、途中、ユウ君の会社のモノと名乗る2人組みに強姦されてしまう。
一方、ユウ君が教会に着くと、そこには引き裂かれたウェディング・ドレスと祥子の婚約者と名乗る2人の男性がいた。
祥子はどこへ行ったのか?
死んだはずのユウ君が生きている
教会にいたはずの祥子がいない
ワケがわからなくなってきます。
物語は祥子の視点からとユウ君の視点からに分かれて進んでいくんですが、段々、あれ?どっちの言ってることが正しいの?という錯覚に陥り、途中からもしかしたら2人の物語は別々のものなのか?と思ったり…。
最後に祥子とユウ君が再会した時にすべての謎が解けるんです。
「ウェディング・ドレス」というタイトルから恋愛小説なのかな?って思ったけど、推理小説と聞き手にしてみたんです。
ゲームにもなった「逆転裁判」の脚本を担当したのが、この黒田研二さんなんです。
読み終わるまで頭の中がごちゃごちゃとしたけど、それが推理小説の楽しいところ。
散りばめられた謎がひとつになるまで楽しんで読むことができました。
2008年05月09日
日本で「魔王」のリメイク決定!/主演は嵐の大野くん
主演は嵐の大野智と、Jr.の生田斗生。
私的にはかなり、かなり期待大、大、大です!
「魔王」はオム・テウンとチュ・ジフンの共演で、「復活」チームによる製作として昨年韓国で話題になりました。
「復活」と同じく刑事役のオム・テウン
「宮」の皇太子役から一転、復讐に燃える弁護士役のチュ・ジフン
「復活」がおもしろかった(先が気になって気になって仕方なかったドラマ)ので、「魔王」も間違いないでしょう!!と思ってます。
サスペンスは”一気見”に限るので、もう少し回が進んでから見ようと待機中の作品のひとつなのです。
簡単にあらすじを…
正義感の強い刑事カン・オス(オム・テウン)のもとに、ある日1枚のタロットカードが届く。
数日後、父親の会社の顧問弁護士が殺害され、現場には彼のもとに届いたものと同じカードが残されていた。
被害者が死の直前に電話をかけていたのは、“弁護士会の天使”と呼ばれる模範的な弁護士オ・スンハ(チュ・ジフン)。
しかし、笑顔の裏では独断で殺人を演出することも辞さない氷のような人間である。
証拠品となるタロットカードの製作者ヘイン(シン・ミナ)は、サイコメトリー能力を使って事件の真相を解くことになるのだが…。
大野くんはチュ・ジフンの役、斗生はオム・テウンの役として出演します。
ジャニーズということもあるけど、これは内容も期待できるのでゼッタイに見ます!!
放送は7月スタートのTBS系金10ドラマ(金曜夜10時~)です。
韓国ドラマ「魔王」については、また改めてご紹介したいと思います。
サスペンス好きな方なら「復活」オススメです!
(過去にブログにて紹介してます)
「雪の女王」8話
ヒョンビ~ンヒョンビ~ンと言いながら見ているんですが、前作の「私の名前はキム・サムスン」の頃のヒョンビンと比べると別人のように表情ひとつひとつが違うんです。
さすが俳優さん。
「雪の女王」で演技力を認められましたからね。
次回作のドラマが決まりました
相手役はソン・ヘギョ(←私的にはちょっと不服なのです。ムスっ)です。
『彼らが住む世界』というタイトルで、放送局を中心に展開され、ドラマ制作プロセス全般を描く専門職ドラマだそうです。。
また違ったヒョンビンを見せてくれるんだろうな~、楽しみ~!
今韓国では放送局を描いたドラマがブームなのかな?
パク・ヨンハ主演の「オンエア」も高視聴率連発だし、これから始まるソン・イェジン主演「スポットライト」もそうだし
「雪の女王」8話
人物相関図を入れてみました。
↑画像をクリックするともう少し大きく見えると思います。
ジムの前でドックの帰りを待っていたボラを見て、思わず抱きしめるドック。
「ボラ泣くな。何してやればいい?」
「お兄ちゃんのところに連れてってくれる?」
お墓が母のではなく兄だとここで初めて知ったドック。
「お兄ちゃんはママに会いたがってたのにかわいそう。お葬式の日に来たママを見て、お兄ちゃんと約束したの、ママを許さないって」
家族を捨てて父の部下と家を出て行った母をどうしても許せないボラ。
「お兄さんに悪くて?君だけ母さんに会ったことが申し訳ない、そう思ってるのか?だったらそれは違う。オレが君のお兄さんだったら君が母さんに会えてよかったと思うはずだ。君は母さんを憎んでいない。生きてくれてよかったと思ってるだろ。君は母さんに会いたがっていた」
ゴヌ先生とは全く違う意見です。
「お母さんを許すんだ」と言ったゴヌ先生に対し、ドックは「お母さんに会えてよかったね」だもん。
優しいよ、ドック。
気持ちも落ち着いて海辺を歩く2人。
「私のことバカだと思ってるでしょ?もう会わないって言ったのに私から会いに行ったのよ。バカみたいじゃない」
「もう怒ってないのか?」
「怒る?」何のことだかすっかり忘れているボラちゃん。
やっとキスのことだと思い出し、「罪を憎んで人を憎むなって言うじゃない。特別に許すわ」
微笑むドック。
ドックが突然ボラちゃんにキスしたからボラちゃんは怒って運転手を変えたんだもんね。
それなのに、何のことで怒ってたのか忘れちゃってるんだもん。
「辛い時にドックに会いたい」
その一心でドックに会いに行ったわけだから、それだけドックの存在が大きくなってるのよね。
「ありがとう。お兄ちゃんのところに連れてきてくれて」
その時、波がボラちゃんの足にかかり、思わずドックに抱きついたボラ。
ドックはビックリして表情が固まってます。
靴が濡れたのでドックの靴を借りようと甘えた声でおねだりするボラちゃん。
普段ワガママなお嬢様だけど、たまにこういう甘えたことを言うのがかわいいのよね。
ドックの靴を履いて楽しそうに海辺を歩くボラの後姿を愛しそうに見つめるドック。
一方、ゴヌ先生は2人が一緒にいるのでは?と落ち着きません。
ジムでドックの帰りを待つゴヌ先生。
ドックは帰ってきた瞬間、ゴヌ先生に殴られます。
「お兄さんの墓に行ってた。ボラが会いたいと言うので…」
「彼女を好きなんですか?まさかな、違うと信じるよ」
初めて他人から”ボラのことが好きなのか?”って聞かれたドック。
言葉にされると自分の気持ちに気づくよね。
ボラもまたゴヌ先生から「なぜドックと一緒にお墓に行ったのか?」と責められます。
「気楽だから…」
この言葉が気に食わなかったのか、「君の男は僕だ。なぜ不安にさせるんだ」と怒られるのです。
家に戻ったボラは待ち伏せしていたスンリから「先生がドックを殴った仕返しよ」と平手打ちにあいます。
ドックは友人のチュンシクから「ボラに頼まれても断るべきだろう」と言われます。
「そうしたかったんだ…」
「それは恋人の役目だろ。まさかボラを好きなんじゃないよな?」
「今まで生きてきて何かを手に入れたいと思ったことなんてなかった。でも昨日は違った。ボラがつらい時そばにいてやりたいと思ったんだ。あいつのそばにいたかった、一緒にいたかった。いけないのはわかってるけど好きなんだ。ただオレが好きなんだ。だめなのか?」
ドックが初めてボラへの気持ちを口にしました。
このセリフ好きです。
奪おうなんて思ってないんです。
好きだからそばにいてあげたいだけなんです。
ドックのケガした顔を見たボラ。
「スパーリングで…」とウソをつくドックに、「私のせいなのに怒らないの?」とボラは言います。
怒れるはずはありません。
自分の気持ちに対する代償だから…。
ボラママがパパに「これからはボラに会うつもり」と言いに来ます。
「ジョンギュのようにしたくないから」と。
その一言でボラパパは昔家族で過ごした別荘へ向かいます。
ジョンギュの部屋、家族写真…
「人の記憶に残るのは1位だけだ」
自分が言ったこの言葉がジョンギュを苦しめ死へと追い込んだのです。
ジョンギュが死んだ日のことを思い出すボラパパ。
ジョンギュが自殺したその日がボラとテウンの約束の日で、ボラの手術日でもあったのです。
高校時代の友人サンホとの再会。
「ジョンギュはオレのせいで死んだ。ジヘは違うと言ってくれたけどオレのせいなんだ。あいつが死んだ日大ゲンカしたんだ。”オマエみたいな友達はいらない”そう言ったジョンギュのあの時の顔が忘れられないんだ。もっと優しい言葉をかけてたら死ななかったんだ」
誰に何を言われてもジョンギュの死の責任を背負っているドック(テウン)。
「ジョンギュにすまないからこうした生き方をしている。こうしてきたから生きて来られた」
ここまで一人で背負わなくてもいいのに…。
ゴヌ先生の同僚との食事の席に招かれたボラ。
酔ってるゴヌ先生はボラが嫌がる態度をとります。
「僕とケンカしたあと君からドックさんに会いに行ったんだろう?気になるんだ。君の男は誰なのか。僕か?ドック?2人か?」
「あなたを好きになろうと努力してるのは本当よ。全部私がいけないけど、気持ちまで疑わないで」
それでもゴヌ先生は本気で怒っています。
「どうしても許せないのはつらい時に思い浮かぶのがどうして彼なんだ!どうして!!」
何も言えないボラ。
ボラを見かけたドックは後を追います。
「ゴヌ先生とケンカしたのか?オレのせいでか?」
「そうよ!あんたのせいで彼を傷つけたの」
そう言い放つボラ。
ボラが心配なドックは、ず~っとボラちゃんの後をそ~っと追うのです。
「どうして優しくするのよ。もうやめて。ゴヌさんに誤解されたくないから優しくしないで」
好きだから、心配だから優しくするのに、こんなこと言われたら悲しすぎます。
心ここにあらずのドック。
母から「好きな子がいるだろ?相思相愛じゃなさそうだけど、片思いか?図星だね」
さすが母ですね。
「かわいいか?」
「うん、美人だよ」そう答えるドック(テウン)の顔が笑ってるんです。
「母さんはうれしいよ。お前が人を好きになって、胸を痛めて人と同じように生きてくれて。優しくしてやりな。振り向いてもらえなくても優しくしてあげればいい」
一人つらい人生を送ってきた息子が、前を向いて歩き始めたことにお母さんは本当に嬉しく思っているんです。
だけど、これがつらいつらい恋の始まりだったのです。
「僕に出来ることは1つだけなんだ」
ボラちゃんをそっと影から見守るってことなのかな?
数学教授に会いに大学へ来た帰り、偶然ボラの車を見つけたので、今日だけボラの運転手に。
「渡したいものがある」と”雪の女王”をボラにプレゼントするドック。
「8年前に遊園地で渡そうと思ってたんだ。遅くなってゴメンな」
本の中にドックからの手紙が―
君は童話なんてもう読まないって言ったけど、この本だけはどうしても渡したかった
凍りついたカイの心を溶かしたゲルダのようにゴヌ先生の心の傷を君が癒してやれ
なぜなら、君のカイはゴヌ先生だから
そしてこの本はドックからではなく、8年前偶然出会った高校生からの贈り物だ
おチビさんへ
昔を思い出し涙を流すボラ。
ゴヌ先生はボラに「やり直そう。初めて出会ったようにやり直そう」
そう言って大きな宝石がついた指輪を渡します。
「受け取れない…」と断るボラ。
その頃、病院でジヘに会ったドック。
「ジョンギュの妹に会ったの」
「妹がいるような気がしてた。昔女の子を紹介してやるって言われたから。あいつに似てた?」
「ゴヌ先生の彼女知ってる?」
「………」
そうです。
ここで真実を知るのです。
ジヘとの会話は次回第9話で出てきます。
ボラの帰りを待つドック。
涙を流すドックを見たボラは「どうしたの?」と聞きます。
「ボラ…」
うぉぉぉぉぉぉ~、とうとうドックが知ってしまったよ~、ボラちゃんがジョンギュの妹だって…。
あ~~~ぁ、ここからドックの悲しい悲しい恋が始まってしまうのです。