彦根・近江八幡 食の旅 vol.5「スターダスト」

2007年10月16日

「ブレイブワン」

ジョディ・フォスター主演最新作「ブレイブワン」の試写会に行って来ました。
最近のジョディ・フォスターってかっこいいですね。
「パニック・ルーム」や「フライトプラン」で、鬼気迫る演技がすごい印象的でした。
今回の新作はこれまで以上の迫真の演技だと思います。


試写状↓↓↓にも大々的に書いている通り「許せますか、彼女の”選択”」これがテーマですね。

「ブレイブワン」
エリカ(ジョディ・フォスター)
マーサー刑事(テレンス・ハワード)
デイビッド(ナビーン・アンドリュース)
2007年 アメリカ映画
2007年11月1日(木)公開


エリカは恋人と犬の散歩中に三人組の暴漢に襲われて恋人は死亡、自分は重傷を負うんです。
退院しても街を歩くこともできない程精神共にズタズタになって、自分を守るため拳銃を買うんです。
このことが彼女の人生を一変させてしまうことに。


コンビニで男性が店員の妻を殺害した現場を目撃し、自分も犠牲になると思った瞬間、手にしていた拳銃で男を射殺。
電車の中で恐喝行為をしていた男性二人組をも射殺。
更には、車に監禁され売春を強要されていた少女を救うために男性を射殺。
この事件が社会の注目を浴び、”処刑人”なんて呼ばれる始末。


エリカが担当しているラジオ番組のリスナーからは、この処刑人に対して賛成の声や反対の声が届くんです。
自分がこの処刑人なのだ!と名乗るものまで現れる。
自首しようと警察へ出向くがそうできない自分がいるんです。
この事件の捜査担当の刑事と親しくなり、彼から警察が最も裁きたい人物の話を聞くと、拳銃を手に持ってその人物を射殺。


そして、映画はラストシーン15分を迎えます。


刑事は疑いをエリカに向け極秘に捜査を開始。
そして、自分を襲い、恋人を死に追いやった犯人の居所をつきとめ銃口を向けた瞬間に、刑事がエリカに銃口を向ける。
だけど―。


この映画のハイライトなんです。
これを話しちゃうとネタバレになっちゃうので言えないですが、最後の決断は「えっ?」って感じでした。
エリカの行為も刑事の行為もどうも納得がいかないな~。
分かる気もするんだけど、でも…。


自分が襲われて、すごい恐怖を味わった後の生活って、想像もできないほど苦しいツライ生活なんでしょうね。
立ち直るにも時間がかかるし、立ち直ったとしても奪われた時間や物は戻ってくるものではなく、決して忘れることのできない出来事が脳裏に焼きついてしまってるんですもんね。
この映画のエリカが行った行為”自分を守るため、誰かを助けるため、犯罪者を裁くため”は決して賛同できる行為ではないけど、もしも、自分が恐怖を味わったなら…、そしたら考え方も変わるんでしょうか?


この映画はジョディ・フォスターが製作総指揮を務め、脚本にも深くかかわり、ニール・ジョーダン監督を口説き落とした作品だそうです。
試写会の案内人が言っていましたが、ジョディ・フォスターはフランス語が堪能で、フランスでは彼女が自らフランス語で吹替をしているそうです。
それでひとつ思い出したことがあったんです。
イタリアで公開されるハリウッド映画は吹替で、この俳優さんにはこの声優さんって決まっているです。
だから、どの作品も同じ人が声優を勤めているそうですよ。
この話は数年前にイタリア旅行した時に聞いた話なので、今でもそうかは不明です。



今日もまたまた試写会。
嬉しいけど、二日続けてはちょっとしんどいな~。


razz_0120 at 10:06│Comments(0)TrackBack(0) American movie 

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