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2007年11月16日

折原一「叔母殺人事件~偽りの館~」

久しぶりにやられた~!!って感の推理小説があります。
折原一さんの
「叔母殺人事件~偽りの館~」
です。
タイトルがあまりにもベタでおもしろかったので読んだんです。
結構タイトルに一目ぼれするタイプのようです私って。
その上、帯に書かれていた
「最後の一ページまで衝撃の連打!連打!」
この”連打!連打!”に吸い込まれてしまったようです。


ある程度予想はたてて読んでたので、「やっぱりね」って思うところもあったんだけど、トータル的に見ると
「やられた~!!」
ですね。
なぜか???
それは―


まず簡単に内容を。


洋館で起きた殺人事件。
屋敷には意地の悪い実業家の女主人とその甥が住んでいた。
自分の財産相続にふさわしいかを見抜くために甥を屋敷に呼び寄せていた。
しかし、叔母の財産を狙う甥は殺人計画を練り実行に移す。


事件後、ノンフィクション作家である<私>は、甥が書いていた手記を入手するため、甥の心情を理解するため、屋敷に住み込むことに。
そして事件を追体験していくことに。



帯に書かれていた「最後の一ページまで衝撃の連打!連打!」は本当に”連打!連打!”でした。


物語は作家の<私>と甥の手記が交互に出てくるんです。
これが微妙にシンクロしているから”事件の追体験”を思わせてくれるんです。
登場人物も少ないので、私の中では「きっとこの人は○○なんだろうな~」(○○を明かしてしまうと”連打!連打!”を味わえないので、ここではあえて意味不明な状態にしておきます)って思うことができたんです。
実際その点は正解だったんだけど、これが一人ではなかったから
「やられた~!!」
なんです。


小説の一ページ目から実はやられていたんですね。
よく読むとヒントがたくさん散りばめられているのに、見事にやられました
だから、二度読み直したところもあります。
どうやってやられたのかを知りたくて。
読み直すと「ホンマや~。見事に思い込み状態に入ってしまってる…」と実感できました。


詳しいことを書けないからきっとみなさんには意味不明で読んでもらってると思うんです。
ごめんなさい。
推理小説は「やった~!思ったとおりだった!」っていう読後感は最高なんですが、「え~!!完璧に作者の趣向にハメラレタ…」ってのも実はうれしかったりもするんですよね。


この小説は映像化には不向きかな!?
自分の頭の中で人物の顔!?を作るからこそ、この小説のおもしろさがあると思います。
映像化されちゃうと、
”連打!連打!”
が味わえないからです。
またみなさんには意味不明な文章になってますよね。
あ~!この小説を読んで
”連打!連打!”
を味わってほしいんです。
私が詳しく書けない理由がわかってもらえると思うから…。


razz_0120 at 10:44│Comments(0)TrackBack(0) book 

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