”葛根湯王子”Jung-Hun(ジョンフン)最新韓国ドラマ情報 vol.2 「ニューハート」

2007年12月14日

北山猛邦「『クロック城』殺人事件」

ここ数日、雨が多かったので家の前のイチョウ並木はかわいそうなくらいハゲハゲになってました。
道には落ち葉になったイチョウの葉が散乱…。
この前までは黄色の葉がキレイだな~って思ってたのに、雨と風にやられちゃってました。
こういう光景を見ると冬だな~って思います。
♪冬がはじまるよ~♪とマッキーの曲を思い出した今日の朝。


話は変わって、以前東野圭吾の文庫本を送ってくれた本社の人からまたドサ~っと文庫本が届きました。
あまりの多さにビックリ!!
すぐには読めないけどゆっくり読んでいこうと思ってます。


この前読み終わった文庫本があったんですけど、これまた不思議なお話でした。
北山猛邦さんの「『クロック城』殺人事件」という、タイトルからしてベタな推理小説だと思って読み始めたら、「」いっぱいの内容でした。


まず設定がありえない!
幽霊退治を専門にしている探偵が主役なんです。
それも、磁気異変で”世界が滅亡へと向かっている”という時代背景。
なんじゃこりゃ???と思いながら読んでいました。


依頼者である瑠華に連れられて彼女の家「クロック城」へと探偵ミキと幼なじみ奈美がやってくるんだけど、ここの住人たちが次々と殺されるんです。
その殺され方がスゴイ。
いわゆる首ナシ死体でクロック城で発見されるんです。
犯人は内部の人間であることは間違いないけど、館の造りからして殺人を犯すのは不可能。
いったいどうやって不可能犯罪を可能にしたのか?
また動機は何か?


首ナシ死体が発見されたあたりから、これってもしかしたらおもしろい!?って感じになってきて、知らない間にページが進んでました。
「犯人は○○だ!」と謎解きをした瞬間に犯人は自殺。
これで事件解決と思いきや、「実は犯人は□□です」と別の人物による謎解きが始まるんです。
「え~!?この人が犯人???」って思ったら、「本当の犯人は△△です」と、3度目の謎解き。
最後の最後、本当に残り数ページで真犯人と動機がわかる推理小説だったんです。


幽霊退治やら磁気異変やら、なんか変な世界だったけど、謎解きとしては最後まで楽しませてくれました。



razz_0120 at 11:15│Comments(0)TrackBack(0) book 

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