「恋恋水園~恋のスプラッシュ!~」GLAYから年賀状/LUNA SEA復活ライブ

2008年01月05日

東野圭吾「天使の耳」

年末に東野圭吾の「天使の耳」という短編集を読みました。
6作品収録されているんだけど、全てが交通警察で扱う事件なんです。


運転中話に夢中になって瞬間的に信号を見落としたことによる衝突事故。
急いでるから…という理由で横断歩道ではない分離帯を渡る主婦。
若葉マークのドライバーをいたずらに煽って起こった事故。
高速道路を走行中、前の車から捨てられた空き缶が目に当たって失明。
路上駐車が原因で子供を助けられなかった夫婦。


どれも「このくらい…」「自分だけではないし…」「ちょっとだけだし…」って思ってしまうようなことだけど、この「ちょっとしたこと」がとんでもない事故を引き起こしてしまって、さらには人の命までも奪ってしまうんです。


ここ数年、飲酒運転がかなり強化されてますが、まだまだ”交通事故”はたくさん起こっています。
芸能人による接触事故や人身事故もニュースになってますよね。
(沢尻エリカやTERUも…)
この小説を読んでいてすごく怖くなりました。
私が普段読んでいる推理小説は完全なるフィクション。
これはあくまでも小説上のことで、自分の生活とはかけ離れています。
でも、この「天使の耳」に収録されている6作品は、自分にも起こりえる身近な事件や事故なので、だから余計に怖かったんです。


「ちょっとくらい」という心の油断がとんでもないことになるかもしれないので、気をつけなければいけないですね。



razz_0120 at 11:36│Comments(0)TrackBack(0) book 

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