2008年02月29日

津村秀介「猪苗代湖殺人事件」

ルポライター浦上伸介シリーズの「猪苗代湖殺人事件」(著:津村秀介)を読みました。
私は読んだ推理小説がおもしろかったら、その人の本を集中的に買い集めてしまうんです。
更に、シリーズ化されていればなお更、そのシリーズを集めてしまいます。
今回の「猪苗代湖殺人事件」も、ルポライター浦上伸介が登場しているので読んだわけなんです。


登場人物である浦上伸介は「警察に変わって自分で事件を解決するぞ!!」っていうタイプではないんです。
自分が掲載する雑誌に、より詳しく事件の実態を書くために、現場へ何度も赴き、時刻表をめくってはアリバイ崩しを考えるんです。


今回の事件は、通学途中の中学生が猪苗代湖で女性の死体を見つけたことから始まります。
同じ時刻、同じ場所で、さらにもう一体、男性の死体も見つかります。
ただの偶然か?
そして死体のそばには8人の名前が載ったリストが見つかります。
ルポライターの浦上伸介と新聞社の新人記者小川みゆきが事件を調べ始めます。


怪しい人物として浮上してきた2人の男女。
2人には動かぬアリバイが。
だけど、犯人はこの2人しか考えられない。
確固たるアリバイは「そこにいなかったことを証明するもの」と考え、2人はアリバイ崩しにかかります。
アリバイが崩れたと思った途端、容疑者はまた新たなるアリバイを主張し始め、またも推理は暗礁に―。


推理小説のおもしろさは、このアリバイ崩しにありますね。
いろんな交通機関を使ってアリバイを崩す。
犯人にとっても大変ですよね。
頭の中で考えただけでは本当に通用するのかわからないから、実際に考えた交通機関を使ってアリバイ作りを考えていくんでしょうね。
「いつどんなハプニングが起こるかわからない」なんて考えると、私にはアリバイ作りなんて無理です。
それに、いろんな推理小説を読んできたけど、小説にあるような完全犯罪なんて考えられない!!
作家さんの頭の中はどんな風になってるんだろう???

razz_0120 at 15:54│Comments(0)TrackBack(0)book 

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