2008年05月25日
「雪の女王」11話・12話
とうとう「雪の女王」を最終回まで見ました。
15話、16話(最終回)は涙、涙、涙、涙なくては見れません!!
1話~14話までのセリフやシーンが15話、16話に結びついてきます。
本当にセリフが素敵なドラマです。
そして、やっぱりヒョンビンの切なげな表情や演技が光ったドラマですね。
「雪の女王」11話~12話
試合に負けたドックはボラの後を追いますが、涙を流しているボラの姿を見て声をかけることができません。
そっとボラの家の前で「ごめん、ボラごめん」と謝るしかできないドックの姿が切ないです。
会長(ボラパパ)から借りたお金を返すようにと母がお金を用意してくれていたのです。
テウンと再会したら勉強させてやろうと貯めていたお金だったのです。
ドックのことで食欲もなく体調を崩したボラ。
ボラを心配してドゥンナムがドックに会いに来ます。
「病院に来て。ドックさんが行ったらよくなるから」と必死で頼むけど、「行かない」の一点張り。
本当はすごい心配なのに必死で思いを抑えているのです。
数学教授に会いに大学に来たドックは、バスケットコートでボラちゃんと楽しんだ時間を思い出すのです。
ボラちゃんもまた大学でドックが「ボラ」と呼んだように感じたのです。
レポートの出来が良かったので大学の音楽会のチケットを教授から貰ったドックは、そこで偶然ボラと会うのです。
おどろく2人。
思わず席を立ったボラを追いかけてきたドック。
自分が出るから席に戻るようにと言うのです。
ボラは「今まであんたのせいで苦しくてたくさん泣いたわ。でも、あんたのおかげでいっぱい笑った。あんたのおかげで…幸せだった、本当にありがとう。だから後悔はしていない」とドックに告げるのです。
一人で飲んでいるところへスンリとチュンシクがやってきます。
「今日はうれしいことがあったんだ。すごくうれしくて飲んでるんだ」
”幸せだった”と聞き本当にうれしかったんでしょうね。
だから、その分余計つらくなったドック。
ジムへ戻り、ドンピルから写真をもらったのです。
ボラがキムチ作りに来たときに帰り間際偶然に撮られた写真です。
この時はこんな辛い恋になるなんて思ってもみなかった2人…。
別荘に来ていたボラは、兄と過ごした幸せな時間を思い出していたのです。
「背が伸びたら素敵なお兄ちゃんを紹介してやる」
「遠慮するわ。好きな人がいるから」
もちろん、2人ともがドック(テウン)のことを言ってるんですけどね。
「こんなに背が伸びたのにいつ紹介してくれるの?」
ボラは遠い昔を思いながら、亡き兄に言うのです。
もうすでに運命の出会いをしているのに、その人がドックとは知らないボラ。
まだこの時点では…。
サンホがドック(テウン)を訪ねてジムへ来たのです。
「これからもドックで生きていくのか?」
「時が来れば戻るけど、今はその時ではない」
「ジョンギュの妹のせいか?」
「テウンに戻ったらあの子を好きでいられない」
ここのセリフ好きなんです。
ボラが好きだ、ボラを好きでいたい…その思いが出ているセリフですよね。
だけど、サンホがジムへ来た辺りから、段々とドックの過去がみんなに知られていくようになるのです。
定期健診に病院に来たボラはゴヌ先生と会います。
そこでジヘがジョンギュの同級生で、ジョンギュの親友が”ハン・テウン”という人だと知ります。
「一度会ってみたいわ。お兄ちゃん学校ではどうだったのかなと思って」
ボラちゃんのこの思いが更に更に辛い恋へと向かっていくのです。
しかし、この後、ゴヌ先生は気づくのです。
ドックとテウンの存在について。
ボラは父に「お兄ちゃんの親友ハン・テウンに会ってみてもいい?」と聞きますが、父は「ダメだ。ハン・テウンのせいでジョンギュが死んだんだ」と言うのです。
お兄ちゃんを死に追いやった人がハン・テウン…。
複雑な思いのボラちゃん。
その頃、ゴヌ先生から連絡を受けたドックは外で彼が来るのを待っていました。
「ハン・テウン!!」
そう呼ばれて振り返るドック。
呼んだのはゴヌ先生。
「君がテウンなんだろう?」
「いつまで隠せる?ボラさんはすでにテウンの存在を気にし始めている、会いたがっている。隠し通せるとでも?」
「そうするつもりだ。協力してほしい。ボラに知られぬよう。彼女が傷つかないよう協力してくれ」
ゴヌ先生はドックの思いを理解します。
病院で待ち合わせをしていたドック(テウン)とジヘ。
そこへ何も知らずにボラがジヘを訪ねてきたのです。
あわてて「ボラが来てる」とドックへメールするジヘ。
兄の死について訪ねにきたのです。
ジヘは「ジョンギュの死はテウンのせいではない。彼も被害者なの。テウンはずっと苦しんできた」とボラに話します。
ボラが帰るのを見届けてからドック(テウン)はジヘに会いに行きます。
ジヘはボラがここへ来た理由をドックに話しますが、「隠し通す。それがダメならオレから話す」ドックはひたすら隠す道を選んだのです。
ケイタイを忘れたボラは再びジヘの部屋へ。
そこでドックを見かけたボラは「テウン!」とジヘの呼びかけに答えたドックを見たのです。
あ~~~~、ドックがハン・テウンだとボラは知ってしまいました。
その頃、チュンシクはドックが科学高校出身だと知ります。
ドックは「いつか話すよ。でも今はダメだ。まだ終わってないから」とチュンシクに言います。
チュンシクとドック。
固い友情で結ばれた2人に少しずつ亀裂が生じ始めます。
ボラからTELがかかってきたドックは、何も知らずボラがいるバーへとやってきたのです。
「ハン・テウン、お兄ちゃんの親友だけど死に追いやった人。今日その人を見たわ」
ボラの口から出た”ハン・テウン”に凍りつくドック。
一番知られたくなかった人に知られてしまったのです。
ただ無言で帰る2人。
家まで送ってくれたドックの後姿を見て涙するボラ。
好きな人がお兄ちゃんを死に追いやった人。
この現実がボラにも複雑な思いへと導いていくのです。
知られたくなかった…隠せるものなら隠し通したかった…
ドックは更に苦しく辛い思いを背負っていくことになるのです。
ボラから科学高校へ来て欲しいとたのまれたドック。
「お兄ちゃんの母校だから一度来たかった。あんたと一緒に。来てくれてありがとうドック」
お兄ちゃんが過ごした学校で想いをはせるボラ。
ジョンギュとのいい思い出、辛い思い出を思い出すドック。
「ハン・テウン、その人がお兄ちゃんの親友だと聞いてすごく嬉しかった。会ってみたかった。どんな人か、まだお兄ちゃんを忘れないでいるのか会ってみたかったけど、会わなきゃよかった。その人が何を言ったんだろう、どうしてお兄ちゃんは死んだんだろう、何でもいいわ。でも1番の親友が死のうとした時どうして止めなかったんだろう。どうしてだと思う?あんたならわかるでしょ。どうして死んだの?あんたは何を言ったの?」
胸がしめつけられて何も言えないドック。
しかし、ドックは全てをボラに話し始めます。
「オレはこう言ったんだ、”お前なんか友達じゃない”って。その日そいつは死んだ。あの言葉を忘れたくてドックとして生きてきた。そしてある人と出会い好きになった。彼女と会ううちに幸せになりたいと初めて思った。彼女の手を握りたかったしそばにいたかった。でも、でも、彼女は親友の妹だったんだ。真実を知られたくなかった。できるものなら死ぬまで知られたくなかった。だからあんなに傷つけたのに…結局知られてしまった。」
「彼女にどうしてほしい?どうしたらいい?」
「憎んで欲しい、オレを憎んでいいから傷つかずに、オレのせいで苦しんだりせずに生きて欲しい。そして…」
「やめて!聞きたくない。もう聞きたくない!!」
立ち去るボラを追いかけ後ろから抱きしめるドック。
「オレがどういうやつかわかっただろ。憎めよ、苦しまないでオレを憎め」
「憎むわ!憎み続けるわ」
涙するドック。
このシーンは涙が出ました。
ボラちゃんを好きだと告白しながらも、オレを憎めと言うドックの気持ちがあまりにもかわいそうで…。
お互い好き同士なのになんでこんなに苦しい思いをしなきゃいけないんだろう。
2人が幸せになるにはもう少し時間がかかるんです。
涙を流しながら帰って来たボラを見た父は何があったのか聞きます。
「ハン・テウンに会った」
「あれだけ会うなと言ったのになぜ会った!」と父は怒りますが、ボラは「かわいそうだった。学校もやめて名前も変えて母も捨てて生きてきたって。8年間罪悪感に苦しみながら生きてきたって。かわいそう。すごくかわいそうで」と言います。
しかし父は息子が死んだのにテウンが生きていることが許せないのです。
ゴヌ先生がドックを心配してジムへ。
「こうなるならもっと優しくしてやればよかった。あんなに傷つけた。辛いのはボラだ」
ドックの優しさがボラちゃんを傷つけてしまった…。
大学院生の前で論文発表をすることになったドック。
ボラとのことで悩んでいるドックをはげまそうと大学へ来たチュンシクは、難しい数学の発表をしているドックを見て驚きます。
そして裏切られてたと思うのです。
”ある時は1人で ある時は共に いつも一緒じゃなくていい”
教授の言葉をかみしめるドック。
ここのセリフが最終回でテウンの気持ちを表すことになるんです。
ドックがハン・テウンで数学の天才だったと館長から聞いたチュンシクは、なぜ親友の自分をだましていたのかと怒りがこみ上げてくるのでした。
そんな時、ボラパパがドックに会いにジムへやって来たのです。
「ハン・ドックなんていません。ハン・テウンならいるけど。あいつの名前はハン・テウンなんです」
とうとうボラパパも知ってしまいました。
発表会が終わり、大学のバスケコートでバスケットをするドック。
そこにボラが―
この回でボラちゃんもボラパパもドック=ハン・テウンだと知ってしまったので、見ている私までもが辛くなってしまいました。
ドック(テウン)が悪いわけではないけど、一人の人間、それも親友の死が少なくともテウンと関係しているわけで。
早く重い荷物をボラちゃんによって下ろしてあげて欲しい。
それが次回、13話なんです。
13話、14話が一番好きな内容。
また長くなってしまいそうです…スミマセンがお許しを。
15話、16話(最終回)は涙、涙、涙、涙なくては見れません!!
1話~14話までのセリフやシーンが15話、16話に結びついてきます。
本当にセリフが素敵なドラマです。
そして、やっぱりヒョンビンの切なげな表情や演技が光ったドラマですね。
「雪の女王」11話~12話
試合に負けたドックはボラの後を追いますが、涙を流しているボラの姿を見て声をかけることができません。
そっとボラの家の前で「ごめん、ボラごめん」と謝るしかできないドックの姿が切ないです。
会長(ボラパパ)から借りたお金を返すようにと母がお金を用意してくれていたのです。
テウンと再会したら勉強させてやろうと貯めていたお金だったのです。
ドックのことで食欲もなく体調を崩したボラ。
ボラを心配してドゥンナムがドックに会いに来ます。
「病院に来て。ドックさんが行ったらよくなるから」と必死で頼むけど、「行かない」の一点張り。
本当はすごい心配なのに必死で思いを抑えているのです。
数学教授に会いに大学に来たドックは、バスケットコートでボラちゃんと楽しんだ時間を思い出すのです。
ボラちゃんもまた大学でドックが「ボラ」と呼んだように感じたのです。
レポートの出来が良かったので大学の音楽会のチケットを教授から貰ったドックは、そこで偶然ボラと会うのです。
おどろく2人。
思わず席を立ったボラを追いかけてきたドック。
自分が出るから席に戻るようにと言うのです。
ボラは「今まであんたのせいで苦しくてたくさん泣いたわ。でも、あんたのおかげでいっぱい笑った。あんたのおかげで…幸せだった、本当にありがとう。だから後悔はしていない」とドックに告げるのです。
一人で飲んでいるところへスンリとチュンシクがやってきます。
「今日はうれしいことがあったんだ。すごくうれしくて飲んでるんだ」
”幸せだった”と聞き本当にうれしかったんでしょうね。
だから、その分余計つらくなったドック。
ジムへ戻り、ドンピルから写真をもらったのです。
ボラがキムチ作りに来たときに帰り間際偶然に撮られた写真です。
この時はこんな辛い恋になるなんて思ってもみなかった2人…。
別荘に来ていたボラは、兄と過ごした幸せな時間を思い出していたのです。
「背が伸びたら素敵なお兄ちゃんを紹介してやる」
「遠慮するわ。好きな人がいるから」
もちろん、2人ともがドック(テウン)のことを言ってるんですけどね。
「こんなに背が伸びたのにいつ紹介してくれるの?」
ボラは遠い昔を思いながら、亡き兄に言うのです。
もうすでに運命の出会いをしているのに、その人がドックとは知らないボラ。
まだこの時点では…。
サンホがドック(テウン)を訪ねてジムへ来たのです。
「これからもドックで生きていくのか?」
「時が来れば戻るけど、今はその時ではない」
「ジョンギュの妹のせいか?」
「テウンに戻ったらあの子を好きでいられない」
ここのセリフ好きなんです。
ボラが好きだ、ボラを好きでいたい…その思いが出ているセリフですよね。
だけど、サンホがジムへ来た辺りから、段々とドックの過去がみんなに知られていくようになるのです。
定期健診に病院に来たボラはゴヌ先生と会います。
そこでジヘがジョンギュの同級生で、ジョンギュの親友が”ハン・テウン”という人だと知ります。
「一度会ってみたいわ。お兄ちゃん学校ではどうだったのかなと思って」
ボラちゃんのこの思いが更に更に辛い恋へと向かっていくのです。
しかし、この後、ゴヌ先生は気づくのです。
ドックとテウンの存在について。
ボラは父に「お兄ちゃんの親友ハン・テウンに会ってみてもいい?」と聞きますが、父は「ダメだ。ハン・テウンのせいでジョンギュが死んだんだ」と言うのです。
お兄ちゃんを死に追いやった人がハン・テウン…。
複雑な思いのボラちゃん。
その頃、ゴヌ先生から連絡を受けたドックは外で彼が来るのを待っていました。
「ハン・テウン!!」
そう呼ばれて振り返るドック。
呼んだのはゴヌ先生。
「君がテウンなんだろう?」
「いつまで隠せる?ボラさんはすでにテウンの存在を気にし始めている、会いたがっている。隠し通せるとでも?」
「そうするつもりだ。協力してほしい。ボラに知られぬよう。彼女が傷つかないよう協力してくれ」
ゴヌ先生はドックの思いを理解します。
病院で待ち合わせをしていたドック(テウン)とジヘ。
そこへ何も知らずにボラがジヘを訪ねてきたのです。
あわてて「ボラが来てる」とドックへメールするジヘ。
兄の死について訪ねにきたのです。
ジヘは「ジョンギュの死はテウンのせいではない。彼も被害者なの。テウンはずっと苦しんできた」とボラに話します。
ボラが帰るのを見届けてからドック(テウン)はジヘに会いに行きます。
ジヘはボラがここへ来た理由をドックに話しますが、「隠し通す。それがダメならオレから話す」ドックはひたすら隠す道を選んだのです。
ケイタイを忘れたボラは再びジヘの部屋へ。
そこでドックを見かけたボラは「テウン!」とジヘの呼びかけに答えたドックを見たのです。
あ~~~~、ドックがハン・テウンだとボラは知ってしまいました。
その頃、チュンシクはドックが科学高校出身だと知ります。
ドックは「いつか話すよ。でも今はダメだ。まだ終わってないから」とチュンシクに言います。
チュンシクとドック。
固い友情で結ばれた2人に少しずつ亀裂が生じ始めます。
ボラからTELがかかってきたドックは、何も知らずボラがいるバーへとやってきたのです。
「ハン・テウン、お兄ちゃんの親友だけど死に追いやった人。今日その人を見たわ」
ボラの口から出た”ハン・テウン”に凍りつくドック。
一番知られたくなかった人に知られてしまったのです。
ただ無言で帰る2人。
家まで送ってくれたドックの後姿を見て涙するボラ。
好きな人がお兄ちゃんを死に追いやった人。
この現実がボラにも複雑な思いへと導いていくのです。
知られたくなかった…隠せるものなら隠し通したかった…
ドックは更に苦しく辛い思いを背負っていくことになるのです。
ボラから科学高校へ来て欲しいとたのまれたドック。
「お兄ちゃんの母校だから一度来たかった。あんたと一緒に。来てくれてありがとうドック」
お兄ちゃんが過ごした学校で想いをはせるボラ。
ジョンギュとのいい思い出、辛い思い出を思い出すドック。
「ハン・テウン、その人がお兄ちゃんの親友だと聞いてすごく嬉しかった。会ってみたかった。どんな人か、まだお兄ちゃんを忘れないでいるのか会ってみたかったけど、会わなきゃよかった。その人が何を言ったんだろう、どうしてお兄ちゃんは死んだんだろう、何でもいいわ。でも1番の親友が死のうとした時どうして止めなかったんだろう。どうしてだと思う?あんたならわかるでしょ。どうして死んだの?あんたは何を言ったの?」
胸がしめつけられて何も言えないドック。
しかし、ドックは全てをボラに話し始めます。
「オレはこう言ったんだ、”お前なんか友達じゃない”って。その日そいつは死んだ。あの言葉を忘れたくてドックとして生きてきた。そしてある人と出会い好きになった。彼女と会ううちに幸せになりたいと初めて思った。彼女の手を握りたかったしそばにいたかった。でも、でも、彼女は親友の妹だったんだ。真実を知られたくなかった。できるものなら死ぬまで知られたくなかった。だからあんなに傷つけたのに…結局知られてしまった。」
「彼女にどうしてほしい?どうしたらいい?」
「憎んで欲しい、オレを憎んでいいから傷つかずに、オレのせいで苦しんだりせずに生きて欲しい。そして…」
「やめて!聞きたくない。もう聞きたくない!!」
立ち去るボラを追いかけ後ろから抱きしめるドック。
「オレがどういうやつかわかっただろ。憎めよ、苦しまないでオレを憎め」
「憎むわ!憎み続けるわ」
涙するドック。
このシーンは涙が出ました。
ボラちゃんを好きだと告白しながらも、オレを憎めと言うドックの気持ちがあまりにもかわいそうで…。
お互い好き同士なのになんでこんなに苦しい思いをしなきゃいけないんだろう。
2人が幸せになるにはもう少し時間がかかるんです。
涙を流しながら帰って来たボラを見た父は何があったのか聞きます。
「ハン・テウンに会った」
「あれだけ会うなと言ったのになぜ会った!」と父は怒りますが、ボラは「かわいそうだった。学校もやめて名前も変えて母も捨てて生きてきたって。8年間罪悪感に苦しみながら生きてきたって。かわいそう。すごくかわいそうで」と言います。
しかし父は息子が死んだのにテウンが生きていることが許せないのです。
ゴヌ先生がドックを心配してジムへ。
「こうなるならもっと優しくしてやればよかった。あんなに傷つけた。辛いのはボラだ」
ドックの優しさがボラちゃんを傷つけてしまった…。
大学院生の前で論文発表をすることになったドック。
ボラとのことで悩んでいるドックをはげまそうと大学へ来たチュンシクは、難しい数学の発表をしているドックを見て驚きます。
そして裏切られてたと思うのです。
”ある時は1人で ある時は共に いつも一緒じゃなくていい”
教授の言葉をかみしめるドック。
ここのセリフが最終回でテウンの気持ちを表すことになるんです。
ドックがハン・テウンで数学の天才だったと館長から聞いたチュンシクは、なぜ親友の自分をだましていたのかと怒りがこみ上げてくるのでした。
そんな時、ボラパパがドックに会いにジムへやって来たのです。
「ハン・ドックなんていません。ハン・テウンならいるけど。あいつの名前はハン・テウンなんです」
とうとうボラパパも知ってしまいました。
発表会が終わり、大学のバスケコートでバスケットをするドック。
そこにボラが―
この回でボラちゃんもボラパパもドック=ハン・テウンだと知ってしまったので、見ている私までもが辛くなってしまいました。
ドック(テウン)が悪いわけではないけど、一人の人間、それも親友の死が少なくともテウンと関係しているわけで。
早く重い荷物をボラちゃんによって下ろしてあげて欲しい。
それが次回、13話なんです。
13話、14話が一番好きな内容。
また長くなってしまいそうです…スミマセンがお許しを。