2008年07月15日

「マリー・アントワネットとフェルゼン、真実の恋」

先月神戸で開催されていた「ルーブル美術館展」でブルボン王朝の世界を堪能。
元々中世のヨーロッパ世界が好きなので、頭の中で色々と想像しながら楽しんでいました。
で、その興奮!?を忘れないために、「マリー・アントワネットとフェルゼン、真実の恋」を読みました。


マリー・アントワネットについてはあまりにも有名なので詳細は省きますが、マリー・アントワンットとフェルゼンの間で交わされた恋文や、フェルゼンの日記、手紙から、”2人の真実の恋”を知ることができました。


王妃という立場なのに他の人を好きになる…
このことについては色々な意見があると思います。
国王には愛妾と呼ばれるいわゆる愛人がいる時代。
だったら王妃様にいても…なんて思うときもありますが、でもやっぱりね~。


ルイ16世の目の前や、大勢の貴族の前でフェルゼンとの仲睦まじい姿をあらわにするマリー・アントワネットは一人の恋する女性だったのでしょうね。
14歳でオーストリアからフランスへ政略結婚のために嫁いできた少女。
初めて見た皇太子はあの容貌に消極的な性格。
そんな中でかっこいい凛々しいスウェーデン貴族が目の前に現れたら…
恋するかもしれませんね。


手紙や日記から、フェルゼンは命をかけ、人生をかけた恋だったとわかります。
マリー・アントワネットが笑って過ごせるように、苦しい状況から救ってあげられるようにと有名な逃避行を計画しますが、大失敗…
そしてギロチン送りに。
その後のフェルゼンは誰とも結婚することなく一生独身を貫いたのです。
いいお家柄だったので若い頃から色々縁談話はあったようですが、マリー・アントワネットと出会ってからは彼女一筋だったのです。
スウェーデンに戻ってからは、どうしても”フランス王妃の愛人”という肩書きがついてまわり、最後には無実の罪で国民からリンチにあい亡くなってしまいます。


好きになった人がフランス王妃。
もし、どこかの有名貴族の娘だったら全く違った人生だったのでしょうね。
もしかしたら、フェルゼンの名前すら私は知ることがなかったかもしれません。
歴史とはこういうものなのですね。
どんな人生だったにしろ、後世に名を残す人はスゴイです。
できればいい名を残したいですけど。

razz_0120 at 22:43│Comments(0)TrackBack(0)book 

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