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2007年11月27日
秋燃える紅葉の下で~嵐山・二尊院~
「宝筺院」から徒歩5分~10分のところに「二尊院」があります。
このあたりはお寺が集中しているので、たくさんの人で賑わっています。
そして、目の前に見える山は誰でも一度は遊んだことがある「小倉百人一首」誕生の地です。
高校の時、百人一首を覚えなさい!ってテストがあったんですが、思いっきりサボってしまったので全く覚えてません…
唯一覚えているのは「はなのいろは うつりにけりな いたずらに わがみよにふる ながめせしまに」だけです。
そういえば、もう随分百人一首を触ってないな~。
昔はお正月や他のときに遊んだのに…。
「二尊院」は門をくぐると両サイドの見事な紅葉で私たちを迎えてくれます。
本堂までの長い石段を上りながら、ちょっと後ろを振り返りながら紅葉を楽しんでください。
太陽光線がとってもキレイに赤色を醸し出していると思いませんか?
石段を上りながら振り返った光景です。
上りながら見る紅葉もキレイですが、上から眺める紅葉のほうが私はオススメです!
本堂に入ってゆっくり庭園を眺めてください。
大きな庭園ではないですが、歩きつかれた足を休めるにはちょうどいい感じですよ。
そして、二条城でもお馴染みの”うぐいす張り”の床なので、キュッキュッっと音を鳴らしながら本堂を歩いてくださいね。
ここには藤原定家が百人一首を選定した場所「時雨亭」があるんです。
本堂から石段を上って、上って、更に上って…。
クタクタです。
足はガクガクです。
日頃の運動不足が如実に現れました。
(この日の夜から足が痛くなってきて、翌日予想通り筋肉痛に。2日経った今日もまだ痛くて、ぎこちない歩き方をしております。)
石段を上りきった後は今度は山道をテクテクと歩きます。
サスペンス感覚を味わえるような山道です。
(サスペンス好きの私はミニサスペンスごっこをしながら楽しみました←こんな人あまりいませんよね)
「時雨亭」というからどんな建物かと思ったら、石しかなくて、ここに建っていたっていう石跡だけなんです。
これには残念…。
石段のすぐそばに「しあわせの鐘」と名づけられた鐘があります。
みなさん何を祈願したんでしょうか?
良かったら打ってみて下さいね。
この界隈はゴ~ンという鐘の音が響き渡っています。
その音を聞いたら「あっ!誰かが二尊院で祈願の為に鐘を打っているんだな~」って思ってください。
「二尊院」
京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
075-861-0687
9:00~16:30 拝観料500円
次回は「祇王寺」の紅葉です。
2007年11月26日
秋燃える紅葉の下で~嵐山・宝筺院~
2007年11月25日
秋燃える紅葉の下で~嵐山・清涼寺~
秋燃える紅葉の下で ~嵐山・清涼寺~
行って来ました!!秋色彩づく嵐山。
三連休、その上絶好の秋日和。
想像していた通り、嵐山はすごい人・人・人でした。
am10:00 阪急梅田駅にて待ち合わせ。
その時すでに特急ホームは人であふれる状態。
もちろん嵐山までず~っと立ちっぱなし…。
秋の嵐山は久しぶりだったので早くも興奮状態!
おなじみ渡月橋周辺の眺めはいい感じです。
渡月橋を渡ると観光客や修学旅行生などでごった返し。
まずは昼食のため、JR嵯峨嵐山駅の方へ向かいます。
阪急嵐山駅から徒歩20分くらいです。
その道中で目を惹かれた真っ赤な紅葉。
太陽の光線のチカラも借りて、いい色ですよね~。
お昼は前にも行ったことがある「嵐山豆腐 葵」で”湯葉丼セット”を頂きました。
煮湯葉・生湯葉・揚げ湯葉と食感が違った三つの湯葉をごはんと一緒に。
お店に着いた時にはすでに行列が。
ざっと40分は待たされました。
それだけ待った後だったので、余計においしく頂けました。
”湯葉丼セット”は限定食なので、お早めにね。
「嵐山豆腐 葵」
京都市右京区嵯峨天龍寺車道町6
075-882-5147
お腹もいい具合になって、これから目指すは「清涼寺」。
夏に行った時は拝観時間が終わっていたので本堂に入れなかったんです。
今回は一番に!
JR嵯峨嵐山駅の踏み切りを越えて約15分。
生まれて初めての現象を見ました。
踏み切り前で長蛇の列。
踏み切りを渡るのにこんなに時間がかかるなんて生まれて初めての体験でした。
それだけ観光客が多いってことなんですけどね。
さて、15分歩いて「清涼寺」へ到着。
ここは「源氏物語」の光源氏のモデルになったと言われている嵯峨天皇の第12皇子・源融(みなもとのとおる)が嵯峨天皇より別荘として賜れた場所です。
今回「霊宝館」が特別拝観だったのでそちらも行って来ました。
特別拝観の目玉は”釈迦如来の五臓六腑”です。
昭和28年に中国から持ち帰った釈迦如来像体内から絹で作られた五臓六腑が発見されました。
これは、中国において1000年も前に人間の体内構造を知っていた事を示すもので、解剖学的にも貴重な資料となっているそうです。
ガラスの向こうがわに”絹製の五臓六腑”が展示されていましたが、1000年も前から人間の体内を知っていたなんて驚きです。
そして、韓国ドラマ「ホジュン」を思い出しました。
朝鮮時代、韓国の医師は中国の医書を読みながら医術を学んでいたんです。
五臓六腑のことはもちろん知っていましたが、実際見た人は誰もいない。
それをホジュンが師匠の遺言を受け、初めて生身の人間を解剖し、五臓六腑を見るんです。
そのことによって、より人間の体内の仕組みを知り、医術向上に努めたんです。
「ホジュン」を見ていてよかったな~って思いました。
ひとつ勉強になりました。
ちょっと話が長くなってしまったので、ここでキレイな紅葉をしばし鑑賞下さい。
回廊から眺めた庭園の紅葉です。
これはまだまだ序の口。
もっともっとすごい紅葉に出会うことになるんです。
「清涼寺」
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
075-861-0343
9:00~16:00
本堂・庭園拝観400円
4~5月・10~11月の特別拝観は9:00~17:00
霊宝館400円 共通拝観券700円
次回は宝筺院の紅葉です。
2007年10月18日
彦根・近江八幡 食の旅 vol.6
阪神百貨店で毎日行列の「クラブハリエ」のバームクーヘンを食べるべく、はるばるここまで来たわけです。
わざわざここまで来なくても…かもしれませんが、オリジナルのカフェに行ってみたかったんです。
「日牟禮ヴィレッジ」左側にあるのが、お店とカフェが併設されている「CLUB HARIE」。
お店の前は自家用車がずら~っと並んでいるくらい人気のお店なんですね。
お店はできたてのバームクーヘンを買い求めるお客さんの長~い行列がすぐ目に入ります。
目の前でクルクルとまわして焼いていますよ。
日持ちできる真空タイプも売っています。
ショップを抜けるとカフェがあります。
が、ここも行列。
とにかく並ばないと食べられない、買えない状況。
やっと順番がまわってきました。
オリジナルケーキもありますが、今日はバームクーヘンを頂きます。
ショップからの出来立てのバームクーヘンです。
店内は自然光が差し込むゆったりとした空間です。
カフェからはガーデンも見ることができますよ。
時間があったら歩いてみてください。
小さいガーデンなので軽~くお散歩です。
ガーデンから見たカフェ。
オープンスペースもあります。
天からキラキラ光るモノが―。
季節折々の花が咲いているようです。
花に詳しくないから説明できなくてごめんなさい…。
「日牟禮ヴィレッジ」からは近江八幡駅まではバスで210円くらいです。
帰りは歩く元気もなくバスに飛び乗り、「これ間違いなく近江八幡駅行きだよね」と何度も確認する私達。
彦根・近江八幡の旅はとっても楽しい一日でした。
「日牟禮ヴィレッジ」
滋賀県近江八幡市宮内町日牟禮ヴィレッジ
0748-33-4444(和菓子)
0748-33-3333(洋菓子)
2007年10月15日
彦根・近江八幡 食の旅 vol.5
「日牟禮ヴィレッジ」は日牟礼八幡宮の鳥居をくぐるとあるんですが、その鳥居と向かい合って建っているのが「白雲館」と呼ばれている洋館です。
明治10年に八幡東学校として建築された白雲館は、貴重な擬洋風建造物だそうです。
明治時代や大正時代の建物ってすごくモダンですよね。
まだまだ和の文化が主流だったのに、明治維新後に持ち込まれた洋の文化を取り入れた建物は、今の時代からするととってもロマンチックです。
こんな建物が自分の学校だったらすごくうれしいです。
門をくぐるだけでもワクワクしてくると思うんだよね。
神戸の異人館みたいですね。
「白雲館」
近江八幡市為心町元9
0748-32-6181
背中をくるっと回すと「日牟禮八幡宮」の鳥居になります。
この鳥居をくぐればバームクーヘンなんですね~。
八幡山をバックにとってもいい風景です。
観光バスがたくさん止まってました。
みんなあのロープウェイに上って近江八幡の町並みを眺めているんでしょうか???
右側に和菓子の「たねや」があります。
ここはゆっくり和菓子を楽しみながらお茶ができるんですよ。
左側に「クラブハリエ」があるんです。
こちらは明日のブログにて…。
2007年10月14日
彦根・近江八幡 食の旅 vol.4
近江八幡での目的は「クラブハリエ」のバームクーヘンです。
近江八幡駅下車後、「クラブハリエ」のカフェがある「日牟禮ヴィレッジ」へ。
ここへはバス又はタクシーで行くのが早いんです。
ゆっくり歩いて行こうか~ってことで、歩いて目的地へ向かいました。
「日牟禮ヴィレッジ」へ向かう途中に観光できるポイントがたくさんあるんですよ。
この辺りは旧家が立ち並ぶ一角。
重要文化財になっている「旧西川家住宅」「旧伴家住宅」があります。
京都の西陣や島原みたいな格子窓の旧家がずら~っと並んでいます。
格子窓がノスタルジックですね。
旧家が立ち並ぶ一角からすぐそばにあるのがこのオジサンの像。
オジサンはヴォーリズさんです。
♪赤い靴~履いてた~女の子~♪じゃないですよ。
キリスト教伝道のため1905年(明治38年)に来日したウィリアム・メレル・ヴォーリズ。
全国で教会や学校、ホテルなど1600件にものぼる建物を設計したそうです。
反対側には”メンターム”で有名な「近江兄弟社」がありました。
「なんで近江兄弟社があるの???」って思ったら、このヴォーリズさんが創設者なんですね。
ヴォーリズさんからこれまた歩いてすぐのところに「八幡堀」があります。
とってもきれいな景色だったので、たくさん写真をとってきました。
豊臣秀次が八幡山のふもとに城下町を開いたとき、当時の交通幹線であった琵琶湖を往来する荷船をすべて八幡に寄港させるために設けられた運河が「八幡堀」だそうです。
水郷めぐりというものがあって、舟でゆっくりと八幡掘を遊覧するみたいですよ。
この光景は本日2度目です。
水郷のすぐ横を歩くことができるんです。
時代劇も撮影されているらしいです。
確かにこの風景は時代劇に持って来い!ですね。
足元には丸石畳!?が続いています。
ただ、歩幅が大きいの。
ちょっと大変だけど、なかなか風情があるのでここは一度歩いてみてください。
2007年10月11日
彦根・近江八幡 食の旅 vol.3
夢京橋キャッスルロードの目の前ですよ。
目の前は彦根城のお堀で、この橋は京橋と呼ばれています。
コロッケを食べながら橋を渡って城壁の中へと向かいます。
本当にいいお天気ですね~
屋形船に乗ったお客様を見かけたら手を振りましょう~
♪彦にゃん、彦にゃん、彦にゃんにゃん♪
彦根城400周年のキャラクター”彦にゃん”は、あちらこちらで見られますよ。
お土産屋さんにはいろんな彦にゃんグッズが売ってました。
本当は彦根城の天守閣を見たかったんだけど、朝のトラブルのせいで時間に余裕がなく、彦根城をはっきりと見ることができませんでした…
これには残念の一言です。
姫路城と並ぶ国宝の彦根城を見たかったのに…。
近江八幡への移動時間も考えないといけないので、泣く泣く彦根城を後にしました。
きれいな景色ですよね~。
井伊直弼の歌碑がありました。
彦根から近江八幡へは新快速で15分くらいです。
「間違いなく、大阪・神戸方面の電車やんな?」と友人と確認して電車に乗りました。
この日はとにかく、行き先間違いないね!!と何度も何度も確認するのでした。
耳寄り情報
11月25日まで「ひこにゃんパスポート」ってのが販売されてます。
彦根観光にお得な特典や割引があります。
(JR西日本のみどりの窓口で購入できますよ)
パスポートを買わない場合でも、この案内チラシに同封されているクーポンを対象店で提示すればお得なサービスがあります。
彦根駅にチラシがあるのでチェックしてね。
2007年10月09日
彦根・近江八幡 食の旅 vol.2
JR彦根駅から徒歩20分くらいです。
(彦根城に沿って歩くとわかりやすいですよ)
ここは江戸時代の城下町を再現しているんでしょうね。
たくさんのお店屋さんが軒を連ねています。
数年前に一度ここへ来たことがあったんですが、その時は車から眺める状態だったので、今回は自分の足でちゃんと歩いてきました。
ちょうど12時なのでお腹もグルグル…。
早速お目当ての近江牛を食べに”せんなり亭 伽羅”へ入ることに。
やっぱり人・人・人ですごい行列です。
名前を記入して、その間にキャッスルロードを散策してました。
いい時間つぶしになるのでオススメですよ
お店の暖簾をくぐり、入り口まではこんな感じです。
ランチタイムでも近江牛がお安く食べれるんです。
近江牛鉄火丼御膳 1380円です。
滋賀名物!?の赤こんにゃくもちゃんとあります。
(左上にあるピンクの器に入ってる赤いモノです)
とろろをかけていただくんです。
近江牛がとってもやわらかくておいしくて、もう大満足!!
ここまで来るのにちょっと遠回りしちゃったけど、だから余計においしく頂けたのかもしれません。
「せんなり亭 伽羅」
滋賀県彦根市本町2-1-7(夢京橋)
0749-21-2789
お昼を食べた直後に、千成亭のコロッケを食べました。(まだ食べるか!?)
一つ100円です。
あつあつで、衣もパリパリ。
おいしいね~って言いながら彦根城へと向かいます。
「夢京橋キャッスルロード」
JR彦根駅より徒歩約20分。
JR彦根駅より近江バス「南彦根駅」行き「本町キャッスルロード」で下車
耳寄り情報
11月25日まで「ひこにゃんパスポート」ってのが販売されてます。
彦根観光にお得な特典や割引があります。
(JR西日本のみどりの窓口で購入できますよ)
パスポートを買わない場合でも、この案内チラシに同封されているクーポンを対象店で提示すればお得なサービスがあります。
彦根駅にチラシがあるのでチェックしてね
ちなみに、せんなり亭伽羅ではポタージュスープ(一人前)を頂きました
2007年10月07日
彦根・近江八幡 食の旅 vol.1
前々から滋賀の方へ遊びに行きたいと思っていたので、やっと実現できました。
この日の工程は彦根(彦根城・夢京橋キャッスルロード)→近江八幡(日牟禮ヴィレッジ)。
新快速に乗って、これからの列車での旅、話に夢中になるのでありました。
3連休っていうこともあって、電車の中は旅行カバン持った人がたくさんいましたね。
京都方面・滋賀方面への旅行のようです。
京都駅到着。
かなりのお客さんが下車し、新たに乗り込むお客さん。
私たちは相変わらず話しに夢中。
京都駅の次は山科、その次は大津のはずなんです。
それが車内放送で「次は西大津、西大津、湖西線は…」のアナウンスが。
「えっ?西大津?湖西線???湖西線って琵琶湖の西やんな。彦根は琵琶湖の東。ちょっと待って~???」
焦る私。
友人と「ガイドブック見せて。西大津ってどこよ~?」と2人して焦りまくり。
ガイドブック見ながら「ここが西大津、えっ!?間違ってる!!」あわてて電車から飛び降りた2人です。
な~んにもない駅。
人もほとんどいない駅。
一駅戻るにも次の電車が来るのは30分後。
駅員さんに聞いてみると「彦根は琵琶湖線で一駅前の山科に戻って乗り換えてください」とのこと。
友人がポソっと「間違って電車に乗ってないのになんでやろ~?」って言ったら、駅員さんは「あっ!切り離しされたんですよ」だって。
そうやったんか!!
これで納得です。
私たちが乗っていた車両は湖西線になる車両だったようです。
全くアナウンスを聞いていなかった2人。
初めて行く所はいろんなことに注意しないといけない!!
教訓になりました。
西大津。忘れない駅になりました。
間違えたのは私たちだけではなく、オバちゃんも「大津は???」って聞いてました。
ホっとする私がココに立っています。
しかし、30分も電車がこないなんてスゴイです。
山科駅に戻り、今度は間違いなく”米原行き”の新快速に乗って無事、彦根に着きました。
駅前に何やら銅像があります。
井伊直弼と思い込んで写真とったんですが、どうやら違ってました。
井伊直政でした。
2人とも、彦根出身の偉人さんだったんですね。
お腹も空き始め、この日の第一目的”近江牛”を食べに、キャッスルロードに向かいました。
そしたら偶然にも「CLUB HARIE」に着いちゃいました。
近江八幡でバームクーヘンを食べる工程なので、ここでのバームクーヘンはまたの機会に…。
”近江牛が食べた~い!”モード全快です。
2007年10月06日
近江牛にクラブハリエ
目的は彦根での近江牛、近江八幡でのクラブハリエ。
もうおわかりですね?
そうです!滋賀名物を食す旅です。
今日はお天気もよく、とっても気持ちのいい旅でした。
思いも寄らぬ問題発生で、いきなり不安な旅がスタート
この問題が一日中頭から離れず、最後の最後まで朝の出来事を引きずっていました。
その”問題”は明日のブログで。
大阪から滋賀への電車での旅は初めて。
時間は少しかかりますが、電車の中でのお話は尽きないものですね。
「世界の車窓」ではないですが、「近畿の車窓」をゆっくり楽しみながら、電車に揺られての旅は大満喫
写真もたくさん撮ってきたので明日のブログをぜひぜひ見てくださいね。